女性バス運転手インタビュー
立川バス株式会社
- バス運転手 寺田さん(写真:左)
- 教習所指導員を経て立川バスに転職。勤続5年目のバス運転手で、大型二種免許取得のため養成制度を経て現職に。人と接する仕事を楽しみながら、充実した毎日を送っています。
- 運行管理者 田中さん(写真:右)
- バスガイドとしてのスタートから、旅客サービス課、安全推進教育課などを経て、運行管理職に。仕事と家庭のバランスを保ちながら、社員のサポートに尽力。経験豊かな女性リーダーとして、多くの社員からの信頼を得ています。
女性バス運転手インタビュー
立川バス株式会社
バス運転手 寺田さん
以前は自動車教習所の指導員として働いていました。
運転自体好きということもあり、バスや電車の運転にも興味がありました。その思いが日に日に強くなり、5年前に立川バスに入社することを決断し、バス運転手としての新たな挑戦を始めることで、運転する喜びをさらに深めることができました。
立川バスの魅力の一つは、社員を大切にする文化です。特に、養成制度の年齢制限が他社に比べ、比較的緩い点が私にとって大きな決め手でした。さらに、女性用休憩室が完備されているなど、女性ドライバーが活躍しやすい環境が他社と比較しても整っていることも魅力的で、それが入社の理由となりました。
お客様からの声かけがモチベーションになります。特に年配の方からの温かい言葉が嬉しいですね。一方で、長時間の運転でトイレが困難になることや、車椅子のお客様の乗降のお手伝いが大変な時があります。
男性の先輩運転手たちはとても気遣ってくれて、「大変な時は無理をしないでね」と優しく声をかけてくれます。乗客の方々からもいろいろな反応があるんですが、地域の方々は特に温かく接してくれて、その穏やかな態度にはいつも心を和ませていただいています。
私の目標は、一人でも多くのお客様を安全に目的地までお届けすることです。そのためにも、長期間にわたり健康的に仕事を続けることが重要だと思っています。運転自体が大好きなので、昇進よりも、毎日の運転を楽しみながら長く続けていきたいです。
運行管理者 田中さん
バスガイドとして入社し、旅客サービス課や営業所の勤務を経て、現在は運行管理者として勤めています。長いキャリアを通じて、多くの経験を積み重ねました。
事務所は泊まり勤務があるので、家庭とのバランスは難しいですが、家族の協力があってこそ可能です。実際、私の家族は自立してくれたので、今は仕事に集中できています。
過去に大きな事故が発生した際、チームの結束の強さを実感しました。挫けそうになりましたが、周囲からのサポートと温かい言葉が、私を励まし仕事を続ける決意を固めさせました。それ以来、同じように困難に直面している同僚がいれば、積極的にサポートするように心がけ、自分ができることで支えたいと思っています。
社内の雰囲気は非常に良好です。女性ドライバーを含め、社員全員がお互いを支え合い、働きやすい環境が整っております。自信を持って自分の力を発揮する女性が多く、みんな平等に同じ仕事に取り組んでおり、給与の平等も大切にされています。このような環境が、女性にとっても非常に働きやすいと感じられています。
立川バスについて
当社は1929年(昭和4年)10月に創立し、100年近い歴史を誇る小田急グループ傘下の企業になります。
多摩地区の立川市を中心に9市1町で一般乗合バスやコミュニティバスのほか、空港連絡線を運行する企業になります。
現在、バス運転手は410名在籍して20代〜60代までの幅広い年齢層の方が活躍しております。
定年退職後も健康な方で、雇用継続を希望される場合、最大70歳まで活躍することができます。
女性に優しい環境を整えています