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女性バス運転手インタビューvol.002

女性採用のパイオニア 後編

千葉 須美代さん、悴田 純子さん(株式会社東急トランセ)

2018.02.19

女性バス運転手インタビュー

女性バス運転手が活躍する東急トランセの環境に迫る

『女性バス運転手インタビュー』第2回目は、前回に続き、東京都世田谷区にある東急トランセ下馬営業所を訪れました。今回は、女性控室やバスを見せて頂きます!
女性採用のパイオニア 前編はこちら>>

今回、お話をお伺いした株式会社東急トランセ下馬営業所サービス・プロバイダー(バス運転手)の千葉須美代さん(右)と悴田(かせだ)純子さん(左)。千葉さんは主に路線バスに、悴田さんは路線バスと高速バスに乗務されている。

毎日女子会も夢ではない? 社員の仲が深まる女性控室

控室は、ロッカールーム、更衣室、休憩室(テーブル、給湯等)、仮眠室、シャワールームの5つに分かれています。前編でお聞きしたように、控室内ではバス運転手の方だけではなく、様々な職種の方が一緒に和気あいあいと休憩されているご様子でした。休憩中の方がいる中で取材に入らせて頂いたにも関わらず、皆様快く写真を撮らせて下さりました。

室内に入ると、まずは大きなテーブルがあります。テーブルでは社員の方同士が一緒にお食事を取ることが多いそうです。奥をのぞくと畳の癒し空間が見えます。靴を脱いだり、足を伸ばしたり、リフレッシュできそうです。また、室内にはエクササイズマシンもあり、運動不足を解消できるのも嬉しいポイントです。

給湯スペースには、大きな冷蔵庫が2つあり、夏場も安心。

奥には畳のスペースがある。和の空間でほっと一息をつけるのが嬉しい。

テーブルの奥には、仮眠スペースが広がっています。仮眠スペースには8台のベッドが設置されており、窓とそれぞれのベッドに厚い遮光カーテンが掛けられているので、電気を消すと真っ暗になります。これならしっかり疲れが取れそうです。もちろん寝具も清潔です。

仮眠スペースの反対側へ進むと、清潔に保たれたシャワールームがあります。その手前には、広々とした洗面台があり、洗濯機、乾燥機まで設置されています。

仮眠スペースの様子。遮光カーテンのおかげで、電気を消すと真っ暗になる。

シャワールームの手前の広々とした洗面台。

この充実した女性専用の控室で時間を共にすることで、心にも余裕が生まれ、自然と社員同士が何でも話せる関係になるのかもしれませんね。やはり東急トランセの「女性が働きやすい」環境作りは徹底されています。

元々女性バス運転手だけでスタートした「代官山線」

次は営業所の外に出て、千葉さんに路線バスをご紹介頂きます。訪問した下馬営業所の所管である「代官山線」は、元々女性運転手だけで運行していました(現在は男性の運転手も乗務しています)。今回インタビューにご協力頂いた千葉さんは、乗務員約30名全員が女性だった頃から代官山線のハンドルを握られています。今でも、お客様から「女性の運転手さんだとなんとなく安心する」とお声を掛けて頂くことも多いそうです。

オシャレな街を走る代官山線の路線バスと千葉さん。

女性も働きやすい勤務時間

運転手を目指す女性目線で気になることのひとつが勤務時間ですが、代官山線の始発・最終勤務は朝8時頃から夜20時半頃とのことで、女性でも勤務しやすい時間帯となっているのが特徴です。これなら、ご家庭のある千葉さんが約12年東急トランセでバス運転手を続けられているのも納得です。

最近は、外国人観光客の方がお客様として乗車されることも多いそうですが、「英語が話せない方も心配しないでください。私もジェスチャーを使ってお話していますよ!」と千葉さんが明るく教えて下さりました。

代官山線が女性運転手だけで運行していた頃からご活躍されている、千葉さん。

代官山線のシートには、東急トランセのキャラクターがあしらわれている。

大きな高速バスを見せていただきました!

続いて、悴田さんに、高速バスをご案内頂きました。悴田さんとバスの大きさとの対比は圧巻です。

東急トランセにご入社されて約3年、まずは路線バスを担当し、1年程前から高速バスにも乗務されている悴田さんですが、元々バス運転手としてのご経験はなかったそうです。このように、素敵な先輩ドライバーが活躍されている様子は、バス運転手を目指す方も勇気をもらえますよね。

悴田さんと比較すると、改めてバスの大きさを実感する。

真剣なまなざしで、運転席に座る悴田さん。

女性が乗務されるということで、運転座席は一番前方の位置まで調整されていた。

インタビュー終了後、千葉さんは路線バス、悴田さんは高速バスの乗務へと向かわれました。千葉さん、悴田さん、東急トランセ下馬営業所の皆様、この度はお忙しい中取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。

女性バス運転手協会編集部からひと言

バスの中では緊張感を持って勤務し、営業所ではリラックスできる控室が整っている、というのはバス運転手という職業に関わらず、羨ましく思う環境です。この明るく広々とした環境なら、前編でお聞きしたように、「女性の運転手同士で久しぶりに顔を合わせると、いろいろとお話したくなる」というお気持ちがわかるような気がします。また、お二人にバスの車内をご案内頂いている中で、お二人ともバス車内の特徴を笑顔で教えてくださり、バスに愛着をお持ちなのが伝わりました。

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